ジェトロとは?
- kenzii
- 2019年9月13日
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今回は燃料噴射システムいわゆるEFIの吸入測定方法の種類をジェトロと言います、ジェトロとは?大きく分けて三種類あります各ジェトロの説明をします。 ① Lジェトロとは? エアフロで吸入空気量を測定しECMに信号(電圧)を送りその信号とエンジン回転数を主にベースとして燃料噴射量を算出する。 吸入空気経路に邪魔なものがあるためパワー重視のチューニングする場合取り外されDジェトロ化されることがある。 LからDに変更するとピークパワーは出るけど街乗り領域のセッティングが取りづらくなるといわれている。 日産車のように大口径のホットワイヤー式のエアフロが用意されている場合は、思うにはたいした吸入空気抵抗にならないと思います。 ② Dジェトロとは? インテークマニフォールド内の圧力(負圧)を測定しECMに信号(電圧)を送りその信号とエンジン回転数を主にベースとして燃料噴射量を算出する。 吸入空気経路に邪魔なものがないため抵抗が少なくパワーが出るといわれている。 ワゴンRなど現在の軽自動車はほとんどこちらです、NA車の場合、負圧とアクセル開度はほぼ比例するので、こちらのほうがレスポンスが優れるセッティングができるのではと思います。 ③ K ジェトロとは?
ディーゼルエンジン用の燃料噴射装置の流用では機構構造が複雑で高価となるので、量産車用として開発されたのがKジェトロニックです。昔のワーゲンゴルフなどに付いていたのを覚えています、フラップ式のエアフローメータが噴射量を制御するプランジャーに機械的に直結している。燃圧は、フューエルポンプで圧送された燃料をレギュレーターで制御するのみで、カムとプランジャーによる加圧は行わない。また、燃圧も上記ディーゼル流用タイプに比べ、低い(おおむね5bar程度と、後年の電子制御式燃料噴射に比べればやや高いが)ことが特徴で、全気筒に対し連続的に燃料噴射を行なう。 名称の「K」は、ドイツ語で「連続的な、持続的な」を意味する「Kontinuierlich」から来ているそうです。
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