ブレーキフルードについてです。
- kenzii
- 2019年9月18日
- 読了時間: 2分

以前の話です、ウインドーガラスの交換をガラス屋さんに注文した時の事です「ガラスに書いてあるDOT番号を教えて下さい・・・」と聞かれました、
その時あれっDOTって聞いたことあるぞって思いました、DOTって何かな?そうやDOT-3・・・ブレーキフルードの事やなって思い出しました、それでブレーキフルード以外も使われているんやなってわかりました。
調べますとDOTとはは米国運輸省つまりアメリカ国交省の略(Department of Transportation)の事でした、つまりDOT-3は米国運輸省の定めた基準3となります。さすが自動車大国です日本の基準にもなっていたんですね、だからDOTの認証なしではDOT表示ができません。
ちなみに日本のJIS(日本工業規格)ではDOTに準じてDOT-3,4,はBF-3,4と表記されています、ブレーキシステムは大量の熱が発生するので数字が大きいほど沸点が高く、また主成分はグリーコールエーテルと言うアルコール系の成分を使っているものがほとんどです、このほかブレーキ各部の材質に対する影響やピストンの動きを阻害しないようにするなど様々な試験項目が規定されています、
最後にDOT-が高いほど劣化しやすいと言われていますが、確かに吸湿スピードは速い傾向にありますがこれは間違いとされています。
種類-JIS (極寒地向けにBF6が2006年に規定された)
種類 3種 4種 5種 6種
記号 BF3 BF4 BF5 BF6
ドライ沸点℃ 205以上 230以上 260以上
上記のドライ沸点以外性能テストでは腐食性や耐寒性、他数項目がテストされています。
後、話は変わりますがウィンドーガラスのDOTは20が旭ガラス、23が日本板硝子、44がセントラル硝子を表し、製造企業名を示しています。
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