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今回は発炎筒についてです。

  • kenzii
  • 2019年9月18日
  • 読了時間: 2分

クルマが故障したとき、後続車などに非常を知らせるために使われるのが発炎筒なのは知っての通りです。

これは、JIS規格では「自動車用緊急保安炎筒」という名称で、常時クルマに装備することが義務付けられています。もともとは踏み切りで立ち往生したときに列車にいち早く知らせるための用具だったが、現在では事故や故障などで路上にやむを得ず停車した際の信号としても使われています。

 クルマに装備される発炎筒は、燃焼時間が5分以上と定めてあり、燃焼しているときの光度や色度が定めてあり、雨や風にさらされながら使用する際も、正常に

着火できて燃焼が中断しないことも求められる

 また、クルマの幅広い、温度範囲や湿度などの環境の変化に対しても変質しないことや、振動や衝撃に対しても耐える品質をもっている必要がある。

 発炎筒は車検でチェックされることにもあるように、有効期限が切れていないものを常備しておく必要がある。この期限は4年なので、期限が切れているものは新しいものにしておかなければならないが、故障などが実際に発生したときは1本だけでは足りないことが多いので、新しい方をホルダーに取り付けておき、古い方はグローブボックスなどに予備として保管しておいたらどうですか?(この場合古い方の機能は保障できませんが、よほどでなければ点火すると思います)

 なお市販のサイズは2通りあり、近年のクルマは小さいサイズが多いです。

発炎筒の規格

 JIS D5711 自動車用緊急保安炎筒

形状及び寸法

 前長360mm以下、断面積5平方cm以下

性能規格

 他決められた色々な性能項目に合格している事(例えば30cmから落ちても発火しないなど)、つまり落下しても簡単に着火しなく安定性や燃焼時間、耐雨、耐風などが定めてあります、

また燃焼時間の誤差はは5分以上10分以下の製品では-0~+2分と決まって、また製造から4年経過した時点でもこれらの性能を保っていなければならないとなっています。

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