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O2センサー(オーツーセンサー)について

  • kenzii
  • 2019年7月26日
  • 読了時間: 2分


O2センサーという部品を説明する前に皆さんに質問です。『O2(オーツー)』って何だか覚えていますか? O2とは【酸素】の事です。 O2センサー、つまりは酸素センサーと解釈することができますが、この部品は一体何をしているのでしょうか?  どうして酸素を検知する必要があるのでしょうか?実はこのO2センサー、非常に燃費と関係があるのです。燃費が悪化したという良く聞く症状の主な原因がこのO2センサーだったりします。  つまり、O2センサーを交換すると大幅に燃費が向上するケースが多いのです。「なぜ?」そもそもO2センサーはどうして酸素を検知しているのでしょうか?酸素濃度で何が分かるかと言うと、 「空気の量に対してガソリン濃度が高いか?低いか?」という事です。  ガソリンを燃焼させる際、一番効率良くパワーを取り出せるガソリンと空気との割合があります。 それを『理論空燃費』といい、「ガソリン:空気=1:15」と言われています。 この『理論空燃費での燃焼後の酸素残量』を基準、すなわち狙い値として、  酸素が残っている→ガソリンが少ない→ガソリン追加 ・ 酸素が少ない→ガソリンが多い→ガソリン削減という判断をリアルタイムで行っているのです。 理論空燃費という言葉を使うと非常に難しく聞こえますが、ガソリンが多すぎるか少なすぎるかという事です。  ここまではあくまでも理論的にO2センサーの作動を説明しました。 O2センサーは、センサー自体に排気ガスが当たることで反応します。しかし走行を重ねるにつれて徐々に表面が汚れていきます。「本当はガソリンが足りていないのに気づかない!」なんて事が起こってくるのです。 O2センサーが故障してしまえば、今の車は何らかのランプが点灯するなどしてドライバーに異常を知らせてくれるのですが、汚れた程度では知らせてくれません。というか気づきません。  故障すれば排出ガス汚染を防ぐ為にメーター内に警告灯が点灯します。 ちなみにこれは法規で定められています。又、O2センサーの交換費用はセンサーの中でもちょっぴり高めですというのも、『ジルコニア素子』という非常に高そうな?金属を使用している事に加え、 確実に高価な『白金』を使用しているので部品自体が高いのです  という事で、O2センサーとゆう重要なセンサーの存在を頭の隅っこにでも入れておいてくださいね!

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